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AIの導入に際して明確な目標設定を行う\nソフトウェア開発にAIを導入する際、組織は成功を測定できるように明確な目標とメトリクスを設定する必要があります。これには、組織全体の事業戦略に沿った短期的目標と長期的目標の両方が含まれます。たとえば、短期的目標は、AI搭載ツールを使用してコードレビューにかかる時間を30%短縮すること、長期的目標は、リリースサイクルの短縮とコード品質の向上によって顧客満足度を高めることといったものです。\n\nさらに、組織のリーダーは、こうした目標やメトリクスの設定にデベロッパーを関与させる必要があります。デベロッパーはAIが開発作業にもたらす影響を直接経験しているため、AIによって生産性がどのように向上したか、あるいは妨げられたかについて貴重なインサイトを提供できます。[GitLabの調査](https://about.gitlab.com/ja-jp/developer-survey/)によると、デベロッパーの63%が今後5年間のうちにAIが自分たちの役割を大きく変えると予想しており、56%がソフトウェア開発ライフサイクルにAIを導入することはリスクがあると感じています。組織はデベロッパーに対して、AIが役立つと思われる点だけでなく、AIについて懸念している点も尋ねることで、ソフトウェア開発チームにAIがもたらす実際の影響を反映した、より有意義かつ適切なメトリクスを作成して成功を測定できるようになります。\n\nまた、AIを継続的に社内プロセスに統合する中で、こういった目標を定期的に見直して再評価することも重要です。テクノロジーが急速に進化すると同時に、ビジネスのニーズや優先事項もまた急激に変わりつつあります。明確な目標を設定することで、チームは進捗状況を追跡し、必要に応じて調整を行うことができます。\n\n## 2. コーディングに関するメトリクスのみに注目しない\n採用率や生成されたコード行数だけが、生産性を表すわけではありません。デベロッパーは、作業時間の[75%以上](https://about.gitlab.com/ja-jp/developer-survey/)をコード生成以外の作業に費やしています。そのため、AIを効果的に活用することで、デベロッパーがコードのレビューやテスト、保守に費やす時間を削減できる可能性があります。\n\nAIを活用したソフトウェア開発のメリットを十分に理解して評価するためには、組織はソフトウェア開発ライフサイクル（SDLC）全体にわたって、[AIが生産性と収益に与える影響を俯瞰的に捉えるよう意識する必要があります](https://about.gitlab.com/the-source/ai/how-ai-helps-devsecops-teams-improve-productivity/)。最適なアプローチは、日常業務へのAIの実際の影響や長期的な開発戦略への影響に関する数値化しにくい定性的なインサイトをデベロッパーから収集し、それをSDLC全体から得られる定量的データと組み合わせることです。\n\n効果的な測定手法の1つとして挙げられるのが[DORAフレークワーク](https://about.gitlab.com/ja-jp/solutions/value-stream-management/dora/)です。これは、特定の期間における開発チームのパフォーマンスを評価するものです。DORAメトリクスは、デプロイ頻度、変更のリードタイム(LT)、復旧までの平均時間、変更失敗率、信頼性を評価します。これらのメトリクスは、チームのアジリティ、運用効率、ベロシティを可視化し、エンジニアリング組織がスピード、品質、セキュリティのバランスをいかにうまく取っているかを示す指標となります。\n\nさらに、チームは[バリューストリーム分析](https://about.gitlab.com/ja-jp/solutions/value-stream-management/)を活用して、コンセプトから本番環境までのワークフロー全体を調べる必要があります。バリューストリーム分析では、リードタイム、サイクルタイム、デプロイ頻度、本番環境の欠陥などのメトリクスを継続的に監視し、デベロッパー個人の行動よりもビジネスの結果に焦点を当てます。このような包括的なアプローチによって、より生産的で効率的な開発プロセスを実現できます。\n\n## 3. 成長に伴う問題に備える\nAIはコード生成を加速させる一方で、生成されたコードが品質やセキュリティの面で問題がある場合、技術的負債をもたらす可能性もあります。AIによって生成されたコードのレビュー、テスト、保守作業には、通常よりも時間がかかることがよくあります。デベロッパーはAIの使用で最初のうちは時間を節約できるかもしれませんが、結局は節約された分をソフトウェア開発ライフサイクルの後の工程で費やすことになる可能性があります。また、AIによって生成されたコードにセキュリティ上の欠陥があれば、セキュリティチームが注意を払わなければいけなくなり、潜在的な問題に対処するためにさらに時間が必要になります。結果として、AI導入当初は、開発チームとセキュリティチームはAIに対して懐疑的になる場合があります。\n\nまず、チームはAIアプリケーションを大規模に導入する前に、リスクの低い作業に対して導入してベストプラクティスを開発する必要があります。このように慎重なアプローチを取ることで、安全かつ持続可能ななスケーラビリティを実現できます。そうした過程を経た上でAIを使用すると、たとえば、コード生成やテスト生成、構文の修正、文書化を容易に行えるようになり、ツールのより効果的な使用方法を学ぶ中でチームの勢いが高まり、成果が向上します。\n\nチームが新しいワークフローに慣れるまで、最初のうちは生産性が低下する可能性があります。そのため、AIを既存のプロセスに統合する最適な方法を決定できるよう、チームに猶予期間を与えることが良策と言えるでしょう。\n\n## 4. DevSecOpsプラットフォーム全体にAIを統合する\n組織の開発プロセスにAIを導入する際、成長に伴う問題を軽減する方法の1つは、コード生成やディスカッションサマリー、脆弱性の説明などのAI搭載機能をソフトウェア開発ライフサイクル全体に統合するDevSecOpsプラットフォームを活用することです。DevSecOpsプラットフォームを使用することで、デベロッパーとセキュリティチームの双方が、一元化された効率的なワークフローでより効果的なコラボレーションを行えるようになり、[潜在的な問題を開発プロセスの早い段階で発見](https://about.gitlab.com/the-source/ai/4-ways-ai-can-help-devops-teams-improve-security/)できます。\n\nDevSecOpsプラットフォームに含まれる[AI搭載のコードレビューおよびテストツール](https://about.gitlab.com/ja-jp/blog/2024/05/30/how-gitlab-duo-helps-secure-and-thoroughly-test-ai-generated-code/)を用いると、セキュリティ上の欠陥やコーディングエラーが本番環境まで残ることのないように、事前に検出して対処できます。これにより、時間を節約できるだけでなく、技術的負債を減らし、ソフトウェア全体の品質を向上させることができます。また、統合プラットフォームの一部としてAIツールが含まれている場合、チームは[根本原因分析とAIを組み合わせて](https://about.gitlab.com/ja-jp/blog/2024/06/06/developing-gitlab-duo-blending-ai-and-root-cause-analysis-to-fix-ci-cd/)、CI/CDパイプライン内のエラーを修正し、安全なコードをより迅速にリリースすることも可能です。目指すところは、自動化されたコード品質スキャンとセキュリティスキャンを、組織が生成しているすべてのコード、特にAIによって生成されたコードに適用することです。\n\nさらにチームは、[AIが生産性にもたらす影響を測定するプラットフォームのビルトイン分析](https://about.gitlab.com/ja-jp/blog/2024/05/15/developing-gitlab-duo-ai-impact-analytics-dashboard-measures-the-roi-of-ai/)を使用することで、AIのROIを簡単に追跡できます。\n\nAIは、DevSecOpsプラットフォームの進化において重要な役割を果たしており、品質やセキュリティを犠牲にすることなく、開発、セキュリティ、およびオペレーションチームがソフトウェア開発を加速できるように、コラボレーション方法を新たな形へと変化させています。今後ビジネスリーダーは、AI搭載ツールへの投資がどのような成果をもたらしているかを確認したいと考えるはずです。デベロッパーはそうしたビジネスリーダーの厳しい目を受け入れ、この機会を活かして自分たちの仕事が組織のより広範な目標とどのように合致しているかをアピールするべきです。\n\nコード品質、コラボレーション、ダウンストリームコスト、デベロッパーエクスペリエンスを評価する包括的なアプローチを採用すれば、AI技術を活用して人間の取り組みを強化できます。","article","4-steps-for-measuring-the-impact-of-ai","content:ja-jp:the-source:ai:4-steps-for-measuring-the-impact-of-ai:index.yml","yaml","content","ja-jp/the-source/ai/4-steps-for-measuring-the-impact-of-ai/index.yml","ja-jp/the-source/ai/4-steps-for-measuring-the-impact-of-ai/index","yml",{"_path":35,"_dir":36,"_draft":6,"_partial":6,"_locale":7,"data":37,"_id":341,"_type":29,"title":342,"_source":30,"_file":343,"_stem":344,"_extension":33},"/shared/ja-jp/main-footer","ja-jp",{"text":38,"source":39,"edit":45,"contribute":50,"config":55,"items":60,"minimal":333},"GitはSoftware 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